40歳過ぎて着物が好きになりました

子供の頃や若い頃は着物は面倒臭いものだと着る事がありませんでした。着るときは小物の準備も大変ですし、髪型もお化粧も合わせないといけませんし何より着心地が締め付けられる感じが苦手でした。それが、なぜか最近着物の色や柄に惹かれる様になりました。機会があれば着たいです。もちろん洋服の方が簡単で安値で手に入りますが、たまたま実家で着られていない和服が沢山あると言う恵まれた環境は勿体無く、着ないとずっと箪笥の中に仕舞いっぱなしで虫喰いや変色が酷いと処分になってしまうので、出来る限り着て出かけます。今はあまり見かけなくなりましたが着物を着て出かける事で、若い人たちが改めて良さを感じて、私も着てみようかなとチャレンジしてくれたら嬉しいです。ただ、もう少し保存や手入れが簡単になってくれたらもっと気軽に着ることが出来ますが。

ここぞという時の着物

若い頃、女将さんのいる飲食店で働いていました。そこの女将は、ここぞという時は必ず着物を着ていました。普段はサバサバしていて、明るく男らしいという性格なのですが、やはり着るものによって、随分イメージが変わりました。品があって、お淑やかで、自然と立ち居振る舞いも丁寧に思えます。かっこいいなと憧れていました。そんなある日、自分にはもう若くて着れないからと女将の着物を頂きました。淡いピンク色をした夏用の物です。とても素敵で、早速着せて貰いました。ウエストが足りないらしく、何枚もタオルを巻かれ苦しかったのですが、着終わりルンルンで鏡を見ると、それらしく仕上がっています。気持ちまでひきしまり、別人になったかのようでした。ここぞという時は着物を着るという女将の気持ちが分かったような気がします。せっかく日本人に生まれたのだから、「和」をこれからも楽しみたいと思っています。

なんてったってここは日本。着物を着よう。

着物って素敵だけど、中々着る機会が無いですよね。夏のお祭りには浴衣がぴったりですが、それ以外ですと成人式や結婚式など、大きなイベントが無いと着ないし、そもそも着方が分からない、しかも高いから手を出せないという方もいらっしゃいますよね。そこでオススメなのがアンティーク着物とリサイクル着物です。前者の傾向としては大正時代・昭和初期の物を取り扱っているお店が多いです。昔も今もカワイイは共通なのか、カワイイデザインが多いです。まさに掘り出し物です。後者は、ここ最近の物が出回っています。共通して言えるのは、比較的安価で気軽に手に入れることが出来るところです。さて、買ったとしても着方が分からないという方には、着付け教室へ通うことをオススメします。お店に併設している場合もありますし、講座としてお教室を探すのも良いでしょう。そこで着方を覚えたら、あとは場所です。正直普段着とされている物であればどこへ着て行っても大丈夫です。日本女性のたしなみとして覚えるのもいいですし、洋服だけじゃない装いの変化として、ちょっとしたお出かけに着ても楽しめる素敵な物ですよ。